FXを始めるならスプレッドを比較
スプレッドとは
スプレッドとは、各企業が定めた売値と買値の差額、または購入したい価格と売却したい時に上乗せされる手数料のことを指します。例えばスプレッドが50銭の場合、米ドルを110円で購入する場合110円50銭払う必要があります。売却時は、111円で売却支持を出しても110円50銭で円換算されます。そのため、このスプレッドが狭い方がFX取引においてより多く利益を出すことができます。
企業によって異なるスプレッド(米ドルのケース)
FX会社
FXの会社にとってスプレッドが利益となっているため、会社によってスプレッド幅の設定は様々です。ただ、FX会社のスプレッドは他の企業より比較的狭い幅で設定しているところが多く、一番小さいもので0.2銭といった範囲で設定している会社もあります。FX取引を行う場合はここを利用することとなります。
銀行(通貨売買)
銀行の外貨預金で提示されるTTS(買値)には為替にプラス1円、TTB(売値)には為替からマイナス1円というスプレッドが上乗せされます。銀行では往復に2円取られる計算となります。
証券会社(通貨売買)
証券会社での外貨の売買におけるスプレッドは、50銭となっています。金額に応じてスプレッドが狭くなることもあります。往復で1円の計算となります。
スプレッドの重要性(107円で1万ドル購入し、115円で売却した場合)
FX会社(スプレッド:0.5銭)
購入コスト1,070,050円→売却コスト1,149,950円 利益79,900円
銀行(スプレッド:1円)
購入コスト1,080,000円→売却コスト1,140,000円 利益60,000円
証券会社(スプレッド:50銭)
購入コスト1,075,000円→売却コスト1,145,000円 利益70,000円
このようにスプレッドで、利益が大きく異なります。
通貨ごとに異なるスプレッド
FX取引では、通貨が異なるとスプレッドも異なります。その幅は、通貨の取引量と関係しており、流動性の高い米ドルなどでは狭く設定されますが、オーストラリアドルやニュージーランドドル、アフリカランドといった通貨ではスプレッドの幅が広く設定されています。これらの通貨はスプレッドが大きいですが、FX取引では人気がある通貨でもあります。
米ドルやユーロ以外の通貨は、取引量が米ドルなどと比べて劣る分、その国の情勢や世界動向が為替相場に反映されることが多くなります。そのため為替の上下の動きが大きく・激しくなるため、うまく売買できれば利益も多く出せるという魅力があるためです。
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もちろんスプレッドはUSD/JPY0.3銭と業界最狭水準で、全20通貨ペアの取引が可能ですが、最低取引単位は10,000通貨単位となっています。またDMM FXでは、FXの取引でポイントが貯まるというサービスがあり、貯めたポイントは1ポイント1円で現金化することも可能です。
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とにかくスプレッドを抑えたいという方はSBIのFXトレードがおすすめ。業界最狭水準USD/JPY0.27銭、豪ドル/JPYでも0.59銭と大変狭いスプレッドが魅力となっています。最低取引単位は1通貨。取引証拠金約4円から始められます。手軽に少額で始めたいという方にはおすすめですが、初心者というよりは多少FX取引の知識を持っている方にお勧めしたい会社です。
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