少ない資産でもFXはできる？レバレッジがおすすめな理由！

レバレッジの魅力はFXだけのもの

FXが他の投資と異なるのは、証拠金という担保金を利用して取引を行うことです。証拠金は、FX業者に対して一時的に預けておくお金のことを指します。では、そもそもなぜこうした証拠金が必要になるのでしょうか。これは、証拠金を利用することでFXの担保としているからです。

例えば、金融機関から多額の金銭を借りる際に申込を行った人は、自分の担保を用意しなくてはいけませんよね。お金を借りる際には金銭だけに限らず、不動産であったり金銭の代替となる価値のあるものを準備することが求められます。FXの場合は、これが証拠金という金銭になります。

FX業者は、証拠金を投資家から預けてもらうとそのお金を担保の代わりとして扱うことができます。そのため、万が一投資家の資金が尽きたとしても、その証拠金を肩代わりとして徴収することができるわけです。しかし、ここで一つ疑問が生まれます。担保金が必要になるのは、原則として金融機関からお金を借りるときなどのように、相手から金銭的な価値のあるものを借りる場合です。

FXの場合には、いったい何を借りるのでしょうか。実は、FXの場合は担保金を預けておくことによって、自分の保有している資産の数十倍の取引を行うことが認められています。これを、レバレッジといいます。文字通り、証拠金を利用することでFX業者から金銭を借りて、非常に高額な取引を実施することができるわけですね。

日本国内では、レバレッジの最大倍率は2018年現在で25倍と決められています。100万円の資産を持っていれば、これにレバレッジを設定することによって2500万円分の取引が許されるのです。最大で25倍の利益が手元に入ってきますので、資産をそれほど有していない投資家であっても大きな富を築ける可能性があります。

レバレッジがおすすめなのは、自分で倍率を自由に設定することができる点です。レバレッジの利用は本人の自由な意思で決めることができるため、使いたくないと思う人は使わなくても構いません。確かに、レバレッジは高い倍率で取引ができるシステムですが、その分リスクも増大して返ってくることになります。

取引に慣れていない初心者にとってはリスクも存在するものであるため、むやみに高倍率のレバレッジを利用する必要はありません。この点、自由に本人が設定することができるレバレッジは、取引におけるリスク管理も簡単にできます。2倍程度の低レバレッジから始めることもできますので、強制されずに取引の選択肢を広げることができておすすめなのです。

海外ではさらに高いレバレッジも可能

FXがおすすめなのは、国内と海外でFXに関するルールが若干異なっているからです。利用しやすいルールを採用している国の業者を使えば、さらに取引の選択肢が広がります。例えば、国内ではレバレッジは最大で25倍が上限であることに間違いありませんが、海外ではそれ以上のレバレッジを設定することもできます。利用する業者によっては平均して400倍以上のレバレッジを利用することも可能であるため、取引に慣れている上級者の人は好んで海外のFX業者を選択することもあります。