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自分のスタイルに合ったものを選ぼう!FX取引手法4つ

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スキャルピング

スキャルピングはどんな取引手法?

スキャルピングとは、長くても数分、早いときにはたったの数秒で取引を終えてしまう手法のことです。

その言葉の語源は「頭の皮を剥ぐ」という意味から来ています。つまり利益を薄い皮に見立て、それを積み重ねることを目的とした手法になるのです。

一度の取引で得られる利益が小さいのはデメリットだと感じる人も多いかもしれませんが、話はそれほど単純ではありません。利益が小さいということは、当然損失も小さくなるわけですから、それが一概にデメリットだとはいえないのです。

FXを実践していれば、損失を出してしまう瞬間というのは必ず訪れます。その損失を限りなく小さく抑えられるスキャルピングは、非常に優れた取引手法のひとつだといえるのです。

スキャルピングを実践する上での注意点

スキャルピングに向いているのは、取引できる時間が限られている人全てになります。本業は別にあり、FXは副業でと考えている人でも、スキャルピングであれば十分に利益を得ていくことが可能です。ただし、取引を行うときにはかなりの集中力が必要になりますし、利益を積み重ねるためには、ある程度高度なロジックも必要になってきます。

スキャルピングを実践してみたいと思っても、いざやってみようとすると始め方がわからないという人が多いのはそのためです。だからといって、始め方がよくわかっていない段階でスキャルピングに手を出すのは、長い目で見た場合決しておすすめできるものではありません。

自分の勘や感情に任せてどれだけ細かい取引を重ねても、それだけでは利益が上げられるかどうかはただの運になってしまいます。したがってスキャルピングの始め方がわからないという人は、まず確実にFXで利益を上げている人の手法を模倣するところからスタートしてみましょう。そして自分に合わない部分があれば、徐々に改良を進めていくのがおすすめです。

デイトレード

デイトレードはどんな取引手法?

デイトレードとは、1日の市場の中でエントリーから決済まで済ませてしまう取引手法のことを指します。

FX市場は24時間休むことがないため、正確に1日の区切りがあるわけではありませんが、それでも取引が活発になる時間帯や、極端に取引量が少なくなる時間帯は存在します。たとえばFXでは、ニューヨーク市場が終わった後(日本時間早朝)は取引量が激減するため、どの通貨ペアであっても流動性が大きく低下する傾向にあります。

そして流動性が低下した場合、自分が希望している価格での約定が難しくなるケースもあるため、どうしてもリスクが高くなりがちなのです。そういったリスクを抱え込まないために1日の中で取引を終えてしまおうという手法が、デイトレードになります。

デイトレードを実践する上での注意点

デイトレードは、比較的どんな人でも実践しやすいという大きなメリットを持っています。

エントリーから決済まで短ければ数分、長くても翌日には持ち越さないため、ポジションの管理がそれほど難しくなりづらいからです。そのため、FX初心者の人であっても、始め方が全くわからないといった心配はないでしょう。ただしデイトレードを実践していく上で、ひとつだけ必ず守るべき鉄の掟があります。

それは、「絶対にポジションを持ち越さない」という点です。デイトレードなんだから持ち越さないのは当たり前ではないか…と考える人もいるかもしれませんが、それを「人間の欲」が邪魔するケースがあります。

たとえば、今抱えているポジションの損失があと少しでゼロになるとしたらどうでしょうか?FX業者のメンテナンス時間を越えて持ち越せば、損失がなくなるだけではなく、もしかしたら利益が出ているかもしれません。しかし、そういった誘惑に負けてしまうのはご法度です。

そもそもデイトレードのメリットとは、持ち越しをしない、取引できない時間を作らない点にあります。希望的観測からルールを破ってしまうと手痛いしっぺ返しを食らうこともありますので、その点には十分注意しましょう。

スイングトレード

スイングトレードはどんな取引手法?

スイングトレードとは、主に数日で取引を完了させる手法のことを指します。

デイトレードよりもポジション保持時間が長くなることで利益を大きくでき、またポジショントレードほど長くは持ちすぎないため、損失の幅もある程度コントロールできるという点が特徴です。たとえばドル円相場の値動きは、1日単位だとほぼ100pips(1円)しか動かないことがほとんどです。しかしスイングトレードならポジションを1日以上持つケースが多いため、さらに大きな値動きを捉えることが可能になります。

また、スキャルピングやデイトレードと比べると値動きを常に監視しておく必要性が低下するため、取引による負担が減るというメリットもある手法です。

スイングトレードを実践する上での注意点

スイングトレードは、利益確定や損切りを判断するスパンが比較的長いため、頻繁に値動きをチェックできない人にもおすすめの取引手法です。たとえば仕事に行く前にエントリーし、後は昼休みや終業後に現在値を確認するといった、ある程度ゆったりとした取引も可能になります。

また、スイングトレード自体を実践している人が多いため、ロジックなどをインターネット上で学ぶことも比較的容易です。つまりスイングトレードの始め方がよくわからないといったケースに遭遇することはほとんどなく、自分の取引スタイルを早期に固めてしまえるという大きなメリットがあるといえるでしょう。

ただし、スキャルピングやデイトレードと比べると、スイングトレードの場合は利益も損失も大きくなりがちです。FX市場のチェックが少なくて済む点は確かにメリットのひとつですが、逆にいえば急激な値動きに対応しづらくなるともいえます。万が一想定していなかった大きな値動きがあった場合は、速やかに撤退を決断することも大切です。スイングトレードだからもう少し様子を見て…とは考えず、臨機応変に対処することがおすすめです。

ポジショントレード

ポジショントレードはどんな取引手法?

ポジショントレードとは、短くても1週間ほど、長いケースでは数ヶ月から数年ポジションを保持し続ける取引手法のことをいいます。

当然値動きの大きさはスキャルピングやデイトレードを行ったときとは比べものにならないほど大きくなり、一度の取引で非常に大きな利益を上げることも十分可能です。

また、保持期間が長期に渡るため、差益のみではなくスワップからも利益を上げられる点が大きな特徴になります。一度利益確定のポイントや損切りポイントを決めてしまえば、頻繁に値動きをチェックする必要もありません。

FXに興味があるけど時間的余裕がない…という人でも、ポジショントレードであれば十分に実践は可能でしょう。

ポジショントレードを実践する上での注意点

ポジショントレードの最大の魅力は、スワップによる利益を見込める部分にあります。時間単位の値動きに一喜一憂することなく、どっしりと腰を据えて利益を伸ばしていくことができるのです。

ただし、ひとつだけ注意してほしい点があります。それは、マイナススワップの存在です。もしもマイナススワップが付いた状態でポジションを長期保有してしまうと、そのマイナス分だけでも損失はバカになりません。

ポジショントレードを、その他のトレード手法の延長線上と捉えてしまうと、どうしてもマイナススワップに目が向かなくなってしまいます。せっかく腰を据えて取引をしようとしているのですから、そういったマイナスポイントが少ないに越したことはありません。市場のチェック自体は少なくても問題ありませんが、その分エントリーする段階でのチェックは念入りに行うようにしましょう。

また、たとえどれだけ長期のスパンでの取引であっても、損切りポイントだけは動かさず、もしも到達してしまったら必ず決済するのがおすすめです。

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