このページの先頭です

PR・プロモーション

店頭FXと取引所FXの違いは?良く理解してから始めよう!

895views

投稿日:

店頭FXと取引所FX

個人投資家の間で根強い人気を持っているのがFXです。日本語では外国為替証拠金取引と言います。

このFX取引には店頭FX、または取引所FXのどちらか選ぶという始め方があります。店頭FXと取引所FXには言葉だけでなく、様々な違いがあるために事前に理解しておくのがおすすめです。

店頭FXとは?

株式取引では東京証券取引所や大阪証券取引所などの取引所があります。FX取引では株式のような取引所はありません。

オーストラリア、東京、香港、ロンドン、ニューヨークなど世界には様々な外国為替市場はあります。しかしFX取引ではFX会社と投資家との間で直接行われています。この取引形態のことを店頭取引、または相対取引と呼んでいるのです。

取引所FXとは?

店頭FXに対し、FX取引専門の取引所を設けているのが取引所FXです。この取引所FXではマーケットメーカーが買い値と売り値の提示を行うという仕組みになっています。

以前は大証FXという取引所FXが存在していました。しかし現在では取扱終了となっており、取引することはできません。その代わりにくりっく365という取引所FXが存在しています。取引所FXと言うとこのくりっく365のことを差します。

店頭FXと取引所FXのメリット・デメリット

店頭FXのメリット

店頭FXのメリットは以下の通りです。

  • 取扱通貨ペアが豊富
  • 取引手数料が無料
  • スプレッドが狭い

取扱通貨ペアが豊富

店頭FXには取扱通貨ペアが豊富というメリットがあります。取扱通貨ペアの多いFX会社なら100前後、100以上という場合があるのです。

マイナーな通貨ペアも取引してみたいという個人投資家にはメリットの大きい始め方になっています。しかしメジャーな通貨ペアだけで良いという個人投資家の場合は大きなメリットにはならないです。FX会社では店頭FX、取引所FXと両方提供していることがあります。

FX会社によっては取引所FXの方が通貨ペアの取扱数が多いということがあるのです。通貨ペアの取扱数を重視したいという個人投資家は、事前に確かめてから口座開設するのがおすすめです。

取引手数料が無料

店頭FXの場合は殆どのFX会社で無料となっています。無料の取引、有料の取引と分かれていることはありません。

スプレッドが狭い

店頭FXにはスプレッドが狭いというメリットがあります。原則固定のスプレッドを採用するFX会社の場合、米ドル円で0.3銭ほどとなっています。しかしスプレッドはFX会社によって異なるため、取引コストが気になるという個人投資家は口座開設先には注意が必要です。

店頭FXのデメリット

FX会社と個人投資家との直接取引となる店頭FXには、提示された買値と売値が不透明というデメリットがあります。信託保全が義務化されているものの、ペイオフのような制度はありません。FX会社によっては約定拒否やスリッページの頻度が多くなるという点にも注意が必要です。

取引所FXのメリット

買値と売値の提示を行うマーケットメーカーは信頼性の高い金融機関です。そのため取引所FXには提示された買値と売値の透明性が高いというメリットがあります。個人投資家の資産は取引所が分別管理を行っており、完全に保護されています。

店頭FXと違い、取引所FXでは約定拒否やスリッページが殆ど発生しません。安心を重視したいという場合は取引所FXがおすすめです。

取引所FXのデメリット

くりっく365の場合は取引手数料無料という場合が多いです。しかし、くりっく365ラージという種類では取引手数料が発生することがあります。以前の取引所FXには税率一律20%のため、店頭FXより節税できるというメリットがありました。

しかし店頭FXでも申告分離課税が採用され、税率一律20%となったために節税できるというメリットは消滅しています。そのため節税のために取引所FXを選ぶという始め方は意味がありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です