初心者でも参加しやすい3つの理由
FXは、投資の中でも初心者におすすめな取引として人気が高いです。これには、以下の3つの理由があります。
- 初期費用
- 情報
- ツール
まず、FXには初期費用が必要になりません。インターネットでFXの口座を開設すれば良いだけなので、インターネットの環境さえ構築しておけば携帯端末からでも取引が可能です。初期費用で必要になるのは、実際に通貨の売買を行うときに必要になる資金だけです。この資金に関しても、10万円程度の資金があればレバレッジというシステムを使うことで100万円以上の取引を行うことが可能です。
ですから、FXで必要になる初期費用はありません。また、情報が充実しているのもFXがおすすめなポイントです。普通、投資を行う際にはその投資に関する情報を自分で収集しなくてはいけません。例えば、株取引を行う際には四季報などを利用して各会社の情報を得る必要があります。投資は、投資対象に関する情報が存在しないと出資することができないからです。
この点、FXでは初心者でも簡単に情報収集ができるように工夫されています。インターネット上ですべてのやり取りを行うことができるため、四季報のように別途費用を支出して情報を提供してもらう必要がないのです。通貨の変動さえ見極めればそれで良いので、わざわざお金を支払って情報を収集する必要がないわけです。
この点からも、初心者にとっては敷居が低いということがわかります。そして、何より優れているのが充実したツールです。例えば、FXを始める際にはチャートというツールを利用できます。為替相場を確認すると、通貨の相場が高速で変動していることがわかります。どれだけ取引に慣れている人であっても、高速な相場の変動を人間の目ですべて見極めるのは限界があります。
そこで、FXでは24時間においてその相場の変動を記録し続けているツールを利用するのです。これがチャートです。チャートには、現在の通貨の変動だけではなく、それまでにあったすべての為替相場の変動が記録されています。為替相場は、一見すると不規則に動いているようにも見えるのですが、実は規則正しく機械的に変動を繰り返していることも非常に多いのです。
こうした客観的な相場の価値観を導き出すことができるツールが、無料で提供されています。つまり、FXでは取引に必要な初期資金が必要なく、かつ取引に必要な情報やツールもすべて無料で使えるわけです。初心者にとって、これほど参加しやすい取引はありません。
取引単位に注目しよう
初心者の人がFXを始めるときには、取引単位に注目することが大切です。確かに、FXは上記3つのポイントによって初心者でも参加しやすい仕組みになっています。しかし、株などでもそうですが基本的に投資に分類されている取引は、1回の取引単位が大きくなることが多いという特徴があります。
例えば、1万通貨単位で1回の取引を行わなくてはいけないというルールが業者で提示されている場合には、1ドル100円相場の場合に1回の取引で100万円の資金を用意しなくてはいけません。通常は、こうした取引単位の条件を満たすためにレバレッジを利用する人が多いです。
レバレッジを利用すれば、1ドル100円相場で1万通貨単位の取引であっても、5万円から10万円程度の資金で取引を行うことができます。しかし、初心者でいきなりこれほどのお金を準備することはリスクを考慮するとかなり躊躇してしまいます。そのため、初心者の人は大きな取引単位でしか取引ができない業者よりも、小さな取引単位で取引が可能な業者がおすすめです。
業者の中には、わずか1通貨単位で取引を行ってくれる業者もあります。1通貨単位の場合は、レバレッジを利用しなくても気楽に取引に参加できるようになりますし、何よりリスクがほとんどありません。ですから、取引単位に注目をして初心者でも利用しやすいFX業者を探すことが大切です。
