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FXを始めるなら資源国通貨!どの通貨なら値動きを読める?

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なぜ資源国通貨は取引しやすいのか

FXの初心者の方は、どの通貨ペアを選んでトレードすればよいのか判断しにくいと思います。FXトレードの始め方としては、資源国通貨をトレードすることをおすすめしたいと思います。

理由として、資源国通貨の値動きは、資源価格に連動する傾向が強いためです。

具体的には、原油価格が上昇すれば原油生産国の通貨はどんどん買われていき、その国の通貨は上昇していきます。原油価格が上昇すると原油生産国の国家財政が豊かになり、財政出動をして公共投資をしやすくなりますし、公共投資をすれば国民の消費は増えていくからです。よって原油価格が上昇すれば、原油生産国のGDPは高成長となっていきます。

一方、原油価格が下落していけば原油生産国の通貨はどんどん売られていきます。原油価格が一方的に下落してしまうと、原油生産国の国家財政は苦しい状況となってしまい、国債を大規模に発行したり、増税をするなどして原油販売による収入の減少を補う必要がでてくるからです。国債を大規模に発行すれば、原油生産国の借金が増えますから通貨は売られます。

また、増税をすれば国民の個人消費は減少しますから経済の規模が縮小してしまうため、原油価格が下落すれば原油生産国の通貨は売られていくのです。

なお、資源とは石油だけに限りません。鉄鉱石などの鉱物資源や石炭や天然ガスなどのエネルギー資源も該当します。

どの資源国通貨を選べばよいのか

ロシアルーブル

ロシアは原油生産国として有名です。そして、ロシアルーブルと日本円の通貨ペアの値動きを見ると、見事に原油価格に連動しています。

原油価格が1バレル120ドル前後を推移していた2013年後半の時期は、1ルーブル3円前後で推移していました。ところが、2016年1月に原油価格が1バレル40ドル台まで下落してしまったところ、ロシアルーブルと円の為替レートは1ルーブル1円50銭程度までルーブル安円高が進行してしまったのです。

つまりルーブル円のトレードの始め方としては、原油価格のトレンドを見極めることができるようになれば良いわけです。この観点でFXトレードの通貨ペアとして、ルーブル円はおすすめです。

なお、原油価格の動向を見通すうえで注意したほうが良い経済ニュースとしては、OPECの減産協議の動向やアメリカのシェールオイルの産出量が挙げられます。

ブラジルレアル

資源国通貨としては、ブラジルレアルもおすすめです。ブラジルはさまざまな鉱物資源が豊富に産出される国として有名ですが、代表的な鉱物資源は鉄鉱石です。このためブラジルレアルと円の通貨ペアで過去の値動きを検証してみると鉄鉱石価格にほぼ連動していることがわかります。

鉄鉱石価格が1トンあたり120ドル前後で推移していた2014年1月頃では、ブラジルレアルと円の為替レートは、1レアル45円前後で推移していました。ところが鉄鉱石価格が1トンあたり40ドル台まで下落してしまった2016年2月には、1レアル27円台までレアル安円高が進行してしまいました。

ブラジルレアルと日本円の通貨ペアでのFXトレードの始め方としては、世界経済の大きなトレンドを把握できるようになった時点で開始することをおすすめします。鉄鉱石は、ビルの建設やマンションの建設などに利用されますので、世界経済が堅調であれば鉄鉱石の価格は上昇し、レアルは高くなっていきます。そして、世界経済が不況に陥れば、鉄鉱石の価格が下落してしまい、それに連動してレアルも売られて安くなってしまうのです。

FXトレードをするうえで、世界経済の動向を把握さえすればブラジルレアルの動向を読み取れるわけですから、FXの始め方としてレアル円は初心者におすすめできる通貨ペアなのです。

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